玄関を開けると、そこはまるで大正時代にタイムスリップしたかのようなレトロな空間が広がっていました。
島原城の外周から細い路地に入ると古い木造洋館があります。
照明や椅子など当時使われていたレトロな雰囲気そのままに、カフェになったようなこちらのお店が、今回訪れた『青い理髪館』さんです。
その名の通り、大正時代に立てられた理髪館の建物を改築したカフェとなっており、ナントこの建物は登録有形文化財にも指定されているそうです。
店内には理髪館だった当時の写真も展示してあり、建物の歴史を感じます。
ちなみに、写真に写っている理髪台!?の椅子のひとつが今でも店内に置いてありますよ!
青い理髪館は通称で、一階は『工房モモ』というスイーツとともにお茶ができる小さなカフェとなっており、二階はギャラリー等として利用されているそうです。
わずか16席の店内は、昔懐かしい雰囲気とともに各席に置かれている一輪挿しのグラスに四季折々の花々が飾られ、ホット一息つけるような空間です。
そして、こちらのお店で頂くことができるスイーツは、これを目当てに遠方から訪れる方もいるほどのこのお店の名物です。
当日のケーキセットはレアチーズケーキ、桜のシフォンケーキ、レモンケーキの三種類のケーキから選ぶことができたのですが、今回は春〜初夏限定のレモンケーキを目当てに訪れました。
しっかりとレモンの風味の効いたちょっと懐かしい味のするレモンケーキを目当てに私もこの時期には必ず訪れている気がします。
水の街、島原の名水で淹れたコーヒーや紅茶とともに頂く季節のスイーツは至福の時間ですね!
他にも島原名物のかんざらしやぜんざいなどのスイーツだけでなく、軽食もあります。
特に、農業の盛んな地元島原の野菜をふんだんに使った平日と土曜日限定のランチプレート「本日の玄米さん」はヘルシーで健康的なメニューとなっています。
また、タルトやクッキーなどの焼き菓子やケーキ、プリンのテイクアウトも出来ます。
焼き菓子はアレルギーでも安心な素材でできたものや贈答用の詰め合わせもあるので、気に入ったら買って帰ることもできますよ!
ちなみに、季節のケーキは数に限りがあります。早い時は午前中で売り切れる場合もありますので、電話予約がオススメです。
島原城もすぐ近くですので、観光のついでに訪れるのもいいですね。