陶器の町として有名な波佐見町ですが、この街にもう一つ、全国的にも有名なお店があります。
それがこちらのカフェ、モンネ・ルギ・ムックさんです。
かつてこの場所は福幸製陶所があり、ムックさんがある建物は昭和初期に建てられたこの製陶所の事務所跡だそうです。
ムックさんが入っている旧福幸製陶所一帯はょっとしたテーマパークのようになっていて、文具やアート関連書籍を扱うショップ兼ギャラリーのモンネポルトさんや雑貨店HANAわくすいさん、自家焙煎豆のShadyさん、陶磁器店の南倉庫さんなどが入っています。
ちなみに、ムックさん以外のお店は水曜日定休で、18時には閉店してしまいますので、こちらも合わせて行ってみたい方は早めの時間に行かれたほうが良いです。(ムックさんが混雑していることが多いみたいなので、先に席を予約してから回るとCOOLですね!)
さて、このムックさんですが、サッカー元日本代表の中田英寿氏も訪れたことで有名のようです。
お店の外には薪が積まれており、一見するとカフェが入っている建物に見えません。(薪は冬場、暖房として使っているストーブの燃料です。)小さな看板が出ているのみです。
しかし、店内に一歩踏み入れると昭和レトロを感じさせる、ゆったりと時が流れるような空間が広がっていました。
また、二階席はハンモックがあり、こちらではちょっと優雅な時間が過ごせそうな雰囲気です。
今回は一階のソファー席を利用しましたが、ソファーもテーブルも昭和の薫りといいますか、この座り心地はイマドキのソファーじゃ絶対味わえないですよ!(笑)
ふと目に留まった扇風機までも、昔あったダパチっパチっとスイッチを押す”アノ”なんとも懐かしい扇風機でした。
※置いてある扇風機はレトロですが、店内はちゃんとクーラー効いてましたので、ご安心を!(笑)
今回は夕食も兼ねて「冷たい人参のポタージュ」「ベーコンとチーズのオムレツ」「焼いた鶏の軽い煮込み」「ゴロッと豚肉のポークカレー」などを注文してみました。
料理の味の方もどことなく懐かしさを感じさせる味付けでしたが、何よりスタッフの方々の心温かい気配りなど、ホッとした気持ちにさせてくれる空間でした。